【SCF】WordPressのカスタムフィールドを自由自在に扱えるプラグイン(Secure Custom Fields)

Secure Custom Fields WordPress
Secure Custom Fields

そもそもWordPressのカスタムフィールドとは?

カスタムフィールドとは、WordPressの記事にメタ情報を付加する機能です。

例えば、ECサイトなら商品名、商品価格など、ページの中で何度も登場する単語や数値をカスタムフィールドに登録しておきます。名称変更や価格変更があった場合でも、カスタムフィールドを変更することで、ページ内の全ての商品名、商品価格が更新され、サイトの運営・維持管理がしやすくなります

カスタムフィールドを有効化する方法

WordPressの投稿ページ画面右上の三点リーダーから、「設定」を選択します。

表示された設定画面の「一般」を下スクロールし、「高度な設定」の中のカスタムフィールドをONにし、「ページを表示して、リロード」を押します。投稿記事が編集中の場合は、下書き保存しましょう。

WordPressの投稿ページで下にスクロールすると、カスタムフィールドの設定が表示されます。

標準機能のみでは使いにくい

残念ながら、WordPressのカスタムフィールドは標準機能のみでは使いにくいです。理由は以下2点あります。

①全記事に対して共通的なカスタムフィールドを設定できない。
(データ型の指定、初期値の設定が不可)
②PHPでカスタムフィールドを取得するための関数が使いづらい

以上の理由から、プラグインを利用することをお勧めします。

プラグインの比較結果:Secure Custom Fields(SCF)を採用

ネットで調べると、「Advanced Custom Fields」「Custom Field Suite」といったプラグインが紹介されていますが、私がいくつか使ってみた結果、「Secure Custom Fields」(以降、SCFと記載)をおすすめします。理由は上記のWordPressの標準機能の使いづらさの裏返しです。

全記事に対して共通的なカスタムフィールドを設定できる

SCFをインストールし有効化すると、ダッシュボードのメニューに「SCF」が登場します。

「フィールドグループを追加する」を押すと以下の画面が表示されます。ここで、フィールドタイプ、フィールドラベル、フィールド名、初期値などを設定できます。

PHPでカスタムフィールドを取得するための関数がシンプル

以下の関数を覚えておけば、カスタムフィールド初心者の方には十分です。筆者もこの関数しか使っていません。

get_field(フィールド名)

SCFの欠点

残念ながらSCFにも欠点があります。それは投稿ページでの表示です。

SCFでカスタムフィールドを設定すると、投稿ページの画面のカスタムフィールドは以下のように表示が変わります。

聡明な読者の皆様ならお分かりの通り、フィールド数が多くなるとこれがページ下にずらりと並ぶことになります。カスタムフィールドが数個であれば問題ありませんが、15個ぐらいの数になると見づらくなります。

CSSでカスタムフィールドの表示を変えれば問題は解決しますが、労力と効率が見合わなくなるため、筆者はチャレンジしていません。今後、SCFのアップデート又はこの記事を読んでCSSで使いやすくする猛者が現れることを願います。

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